新日本海フェリーで海を渡ろう!(札幌〜千歳で食い倒れ篇)2018.7


お昼過ぎに余市から、ようやく来た高速バスに乗り、約2時間かけて、札幌市内へ。

その間、ひうらー伍長と私は、関西弁丸出しで、テンション高くペチャクチャ喋りまくっていた。

前の席に座ってた女の子は、相当うるさかったことでしょう。すいません・・・。

ニッカウイスキー余市蒸溜所でも、余市駅前でも昼メシ食うヒマも店もなく、とても腹ペコ。
飢えたライオンのように、『サッポロビール園』に突撃する、羊好大尉とひうらー伍長。
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サッポロビールの直営大規模ビアホール兼ジンギスカン料理レストラン兼ショップ。

ここで、本場の『サッポロビールクラシック生』を飲みたい!!よし、飲もう!!!

屋外テラスの席に陣取り、ジンギスカンのセットと、サッポロビールクラシックも注文。
トングを片手に、乾杯だ!!

札幌に無事到着を祝して!!
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カセットコンロに着火した店員さんが、何やら親切に説明してくれる。まあ、テキトーに聞き流す。
ジンギスカン焼くのに、めんどっちい説明なんていりません。
よく熱した北海道型のジンギスカン鉄板を展開し。
野菜を周りに敷く。
てっぺんにラム肉を並べる。
焼けた脂が、野菜に染み込んでいくのを見計らい、ラム肉、焼き野菜をタレにつけて、口に放り込む。
時々、ビールをグイッと飲む。
これを延々と繰り返すのみ!
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「焼けたんちゃう?」と、ひうらー伍長が言ったか言わんかで、ラム肉をつかみ、タレにつけて。

食うべし!🥊飲むべし!🥊
口の周りを脂でベトベトにしながら、味の濃いラム肉と焼き野菜をおいしくいただく。
ウメーー!ラム肉サイコー!
サッポロビール🍺もウメー!サイコー!!

メーメーいいながら、屋外ジンギスカンを楽しむ、羊好大尉とひうらー伍長。

屋外テラスで、派手に煙をモクモクあげながら、お肉になった羊さんに感謝だ。

サッポロビール🍺とジンギスカンで程よく酔いしれ、適度なところでゴチソウサマ。
2軒目も控えてるからね。

2軒目は、リーズナブルな価格設定とネタで好評の『根室はなまる寿司』。

JR札幌駅直上のJRタワーにも店を構える。

夜のはなまる寿司は大人気が故に、長蛇の列。
整理券を取り、連絡があるまで階下の本屋で時間を潰して、待つこと1時間半。

ようやく『はなまる』に入店できた。
待たされすぎて、ちょうど腹も減ってきてる。
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2311.HEICビール園でのジンギスカンの勢いのまま、大トロ、中トロ、ウニと続けざまに。

ネタ新鮮で、美味い!!どんどん握りを注文し、勢いは止まるところを知らぬ。

シメは鰻の握り。
炙りたてのホクホク。
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2320.JPG大満足して箸を置く。あー、美味かった!
ごちそうさまでした。
本日のサッポログルメはこれまで。
すすきののお宿まで、機嫌よく歩いて帰ろ。

ホテルの大浴場でひとっ風呂浴び、ベッドで大の字になる。
適度な疲労と、ホロ酔い加減と満腹感で、一気に眠気が襲ってきている。
今日は良く寝れそうだ。

ムニャムニャ、ようし、明日も、しこたま食うぞーー・・・。
ZZZzz・・・。


🐑....🐑🐑🐑🐑🐑🐑..........


翌日。
札幌市内は、朝からシトシト小雨が降ったりやんだり。

今日は朝も早よから、お宿を出発する。
んー、傘を持ってきてないから、大通り近くのローソンで買っとこかい。
買った折畳み傘をブラブーラさせながら、札幌駅へ。
そっから急行エアポートに乗って、新千歳駅を目指す。

・・・天の時、地の利、人の和が揃いし時、はじめて定刻通りに運行すると言われる『JR北海道』は、今日も朝から絶賛遅延運行中ッ!!

(ウンザリ)またですかあー!?

タイトな電車・バス乗り換えで旅程を組んでいたもので、アッサリと我々の予定は崩壊した。
北海道で乗り換えをミスると、平気で1時間単位の待ち時間が発生するわけで・・・。
遅延の車内放送を聞き、私とひうらー伍長は列車内緊急会議。

本日の目的は、支笏湖観光。
千歳駅から、高速バスではなく、路線バスの旅にするのも1つの選択肢。
あるいは、札幌に一旦戻って、高速バスで行くのか。
どっちにしろ、時間も金も余計にかかる。

結局、金と移動の手間を惜しんで、時間を犠牲にし、2時間後に出る高速バスに乗ることにした。

新千歳空港で、2時間時間潰さんといかんけど・・・。

空港内をうろうろしてたら、ナイスな場所を発見した。
新千歳空港温泉♨️!
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2324.HEIC新千歳空港温泉』に浸かって、ゆっくり朝風呂といきましょう。
さっそく、温泉に入ってみる。

露天風呂の上空には、爆音響かせて航空機が飛び交うという、このヒコーキ温泉の豪快な趣き。

風呂上がり後は、リクライニング大部屋で、リクライニングシートに寝そべり、リクライニング仮眠。

時間はたっぷりとある。
スマホをいじりながら、もう、一日中ここにいてようかしら、とさえ思ったものだった。


新千歳空港温泉でほっこり2時間を過ごし、某国人民姑娘たちと一緒にバスに乗りこむ。

はるばるやって来ました、支笏湖へ!
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2332.HEIC小雨もちらつく、絶好の支笏湖お天気。

私らと某国人民姑娘たち、某民国グループ以外、観光客なんていやしない。

静かな湖畔。静かすぎる・・・。
なぜか不気味なくらい、静まりかえっている支笏湖

黙々と、ひうらーと2人で支笏湖湖畔を散策する。
なんだか、ふざけるような雰囲気でもなく。
ボソボソと小声で雑談しながら、ヒタヒタと散策する。
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2331.HEIC面白いことなんて、おきません。
ネコもいないし、エゾシカもクマもおらんし。
そういや、鳥もいないような・・・。
なんなの?この雰囲気。
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黙々と、鉄橋渡る。

静かな湖畔の森まで行こう。

湖水を見れば、恐ろしいくらい透明。
そして、夏だっつーのに妙に肌寒い。半袖ヤバい。

やがて湖畔の遊歩道も途絶え、端っこにまで歩いて来てしまった。ここからは、森林道、山林道となる。

森林道の登り道をさらに進むと、小鳥の森とか、国民休暇村とかあるらしい。

この先を行くには、山道を進んで、急斜面の山道を登り、森を進んでいくらしいが、小雨の中、半袖野郎の羊好大尉とひうらー伍長には無理っぽい。

なんだかうすら寒いし・・・かえろ。
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もと来た道を戻る。
湖畔の施設には日帰り温泉もあった。
せっかくなので、ランチを食べてお風呂入ろうかと思ったら、2時半ラストオーダー制で、閉まってた。
投宿客優先らしい。
一見さんお断りなんですね。あ、そーですか。

次のバスまであと1時間半もある。
支笏湖見るのも飽きたし、小雨は降り続くし。

その辺にあった、支笏湖ビジターセンターにて、支笏湖の成り立ちや、自然・動物・小鳥たちの紹介を見ながら、雨宿りする。

ぐるっとセンター内をひと回りしたら、クマ、タヌキ、キツネの模型を撮影するしかやる事もなく。

・・・どっかで昼メシでも食うか。
小雨と、北海道の清涼さと、湖畔ならではの涼しさが重なり、半袖野郎はヤバいくらいの寒さになってきました。
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2351.HEIC温もりを求めて、蕎麦屋さんに飛び込む。
山菜そばとミニ天丼をいただく。

そばつゆがとっても美味しかったが、北海道感はあまりない。
でも、寒さをしのげたから、いい。(夏なんだが・・・)

ひうらー伍長は、ちゃんと支笏湖名物のニジマス塩焼き定食を食べてた。
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その後、時間つぶしで入った湖畔喫茶店で、会社のロクでもない客の話で盛り上がってみたり、ロクでもない社員の話で盛り上がってる、羊好大尉&ひうらー伍長。
北海道の支笏湖くんだりまで来て、なにしてんでしょね。

うすら寒い支笏湖から、再び新千歳空港へバス移動。

寒さに体力も気力も奪われたせいか、ひどく疲れて、車内では寝て過ごすことに。

後で調べたら、支笏湖は北海道のホラースポットらしい。ボートに乗ったら水の中から湖に引きずり込まれたり、何十年も前の水死体がぽっかり浮いてきたり、写真撮ったら霊が写りまくったりする、激ヤバ物件だった。

こ、こわーー。

新千歳空港駅から混雑したJR急行に乗り、札幌市内へ戻ってきた。

よく寝て、体力気力もだいぶ戻ったところで、地下鉄に乗り換え、本日の早めの夕飯。

澄川と平岸の間にある、ラーメン屋『純連』本店に向かうのだ。

ラーメンの名店、『純連』といえば、札幌みそラーメン。
これ、一択!(いや、醤油も美味いが・・・)
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2361.JPG純連の味噌ラーメンは、あいかわらずの美味さ。
汗をダクダクかきながら、太麺をすする。
熱々ミニチャーハンを食らう。

最寄駅から徒歩20分でも、その価値アリまくり。
濃厚味噌スープの旨さにつられ、全飲みするとこやった。
アー、おいちかった!あったまった!
次来る時は、しょうゆラーメンにしてみよう。

夕方、先にホテルに帰るひうらーと札幌駅で別れ、デパ地下で夜食とオヤツを購入。(まだ食う)

夜は、札幌駅前の行きつけ銀玉ヨガ道場にて、銀玉ヨガ瞑想する。

帰りにお車代にと1万5千ペソくれた。
いつもありがとう、銀玉ヨガ道場よ。

アブク銭を握りしめ、後輩山猫少尉オススメのジンギスカン屋『いただきます』に並ぶ。

歓楽街・すすきののど真ん中でも特ににいかがわしい通りの中にある、羊焼肉の名店だ。
鼻歌まじりで予約台帳に記名してると、

「お客さん、悪いけど、今日は時間はすごくかかるけど、大丈夫?」
と、店員にしつこく3回くらい念を押された。

大げさやな。
私は1人やし、そうは言うても30分くらいなもんでしょ。だーいじょうぶ。
1人も2人も関係ない?あ、そー。
わかった、わかりましたって。時間はあるんで。

3回も言わんでも、わーっとる!

怪しさ200%の雑居ビル横に立ち、スマホをいじりながら呼ばれるのを待つ。

待つ・・・。

40分待つが、客の並びは全然減らん。
どないなっとんねん。

さらに、待つ。(1時間経過)
スマホの電源も心細くなってきた・・・。
結局、1時間半以上待っても、うんともすんとも言わん。

遅すぎる、やってられるか、と泣きベソかきながらジンギスカン諦めて宿に帰る。

こんな事なら、店員の言うことを素直に聞いときゃあよかった。
よく考えたら、他にもジンギスカンの有名店はたっくさんあったわけだし。
アニメファンBARとかもあったし。
すすきののど真ん中で、ひたすらスマホ📱ゲームしてた、2時間を返してよ!

ふてくされて、パチスロ雑誌を読みながら、ミニ豚丼をアテに部屋飲みする。そして、華麗なるフテ寝。
バッキャロー!てやんでえ!!


🦌...🦌🦌🦌🦌🦌🦌......

翌日。

北海道旅行は、最終日。
kmHMCthGpd.jpg朝から、地下鉄を乗り継ぎ、円山公園駅で下車。

円山公園の原生林の道をぬけ、北海道神宮に向かう。

円山公園は夏なのに、冷んやりとして散歩して気持ちいい。
北海道神宮では、めいっこ赤りんご🍎一家と、家族の健康を祈念し、大枚50円を投げ入れる。

じっ、と手を合わせていたら、隣の某国人民が、財布からジャラジャラ小銭を出して、ペッペ、と賽銭箱にほりなげとる。
お賽銭って、そういうもんでもなかろうが。

まあ、いいけどさ・・・。

ひうらー伍長は、「御朱印ーー!」と叫んで、本殿奥に消えてしまった。

こっちはコッチで、北海道まできて、ご苦労さんなこった。
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札幌駅にもどり、早めのランチは、カレースープ。
ESTAの飲食階にのぼり、カレースープの名店『らっきょ』のカレースープを食べる。
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2362.JPGドロ豚角煮のスープカレーを注文。
ブタ角煮の柔らかさったら、スプーンで力を入れずに切り分けれるくらい。
肉にスパイスカレーをひたして、口に運ぶと、カレーの風味と豚肉の旨味が口いっぱいに広がるのよ。
オマケに野菜も美味しいれす!
アヒャー!ウメー!

札幌シメのメシ、カレースープに大満足。

そのまま、新千歳空港に移動、空港で家族やら後輩たちにお土産も買いこみ。

ピーチ🍑な航空乗って、京都にかえろ。
灼熱の関西になんて、まったく帰りたくないんやけどなー。やだなあ。

今日の新千歳空港は、何やら大混雑。

ANAは遅延してますー。
搭乗口を3番と変更させていただきましたが、9番に再度変更しますー。

とか、混乱してる模様。大気の状態が悪いのかなんなのか。
大丈夫かなあ?

そうしていると、案の定、搭乗予定のピーチ🍑な航空が30分の遅延。
遅延理由は、いつものようにはっきり教えてくれません。(ただ、遅れていますの一点張り)
きっちり30分遅れで、ピーチな航空はシン・千歳空港を飛び立つ。

ピーチの座席は、あいかわらず大きめの羊には厳しい、窮屈サイズだ。

ギューギューすぎて、ひうらー伍長の席にはみ出しており、たまにイヤな顔をされ。

不平不満を言い合いながら、シートベルトを無理やり締めていると、私の座席後ろをガンガン、ガンガン、と蹴ってくるヤツがいる。
某国人民の甲高い叫びが聞こえてきた。
あーん?なんじゃい、不良某国人民の領土主張かい。

と、思ったら、某国人民幼児による、無差別攻撃だった。
機嫌が良くなっても、悪くなってもガンガン席を蹴ってくる。なんて迷惑な。

ウトウトしかけたら、座席背中をガンガン蹴られ、怒りとともに目を覚ます、てのを繰り返すこと、2時間余。

おかげで、狭いわ背中がピョンピョンバウンドするわで、一睡もできんかった。

クソガキ💢!とはいえ、人民チビッコのすることやし。
かといって親も某国人民なので、公共のモラルもしつけもあるわきゃない。(偏見)

今度、北京向けて、スペースコロニー(アイランド・センカク)を落としてやろかしら。


座席をガンガン蹴られつつ、関空到着。

背中が痛い。暑いし。

もちろん、ピーチな航空は、遅延しようがどうしよが、知ったこっちゃない。
普通郵便で、モノを送ってしまったようなものだ。

枚方行きリムジンバスは、とっくの昔に行ってしまっていた。

関空第2ターミナルバス乗り場で、カバン片手に茫然と立ち尽くす。

もう、いーや。大阪駅前行きのリムジンバスに乗ろう。

あーあ、大阪に帰って来ちゃったよーー。
暑いなあ、ジメジメしてんなあ、人が多いなあ、やだなあ。

フェリー旅は、なつかしくも遠くなりにけり。

また、来年行こうっと!!

【おしまい】