山口湯田温泉サイコロきっぷの旅2023.01


1月某日。

JR西日本の『サイコロきっぷ』を握りしめて、旅に出る。

サイコロ旅企画・第2弾は、4か所の目的地のうち、(web上で)サイコロ振って、ランダムに決定されるというもの。

サイコロ🎲による行く先は、『湯田温泉駅』。
山口県山口市の温泉地らしい。

どういうとこなのか、何がそこにあるのか、イマイチよくわかってないが、サイコロの目は絶対です。

おとなしく新大阪から新幹線に乗り、新山口駅へ。
ここから、在来線に乗り換えて、20分ほど電車に揺られ。

やってきました、『湯田温泉』駅!
温泉白キツネがお出迎えだ。

お昼過ぎに到着したので、ランチといきたいが・・・。

温泉駅前にしては、静かな佇まいだ。
歩いてみても、特に店もないし。

よくわからんので、先を行くサイコロきっぷ観光客らしき人々の後を、ついていくことにした。


途中、維新の元勲、井上馨ゆかりの公園にやってきた。
足湯もあるそうな。
井上馨の家とか、三条公らの碑とかある。

足湯場は、女子グループが、キャッキャと占拠してたので、うらやましそうな顔で通り過ぎ。


10分ほど住宅街を歩き、やがて飲食店やお土産屋、和菓子屋などが立ち並ぶ、賑やかな『温泉通り』にやってきた。

山口名物『瓦焼きそば』というのがあるらしいので、『長州屋』という店を探したが、店の前にズラリと長蛇の列ができていた。

きっと、浅はかなサイコロ観光客どもにちがいない。
なんてミーハーな野郎どもだ。

けしからん!と、自分のことは棚に上げて腹を立て、サッサと通り過ぎることにした。

バスに乗って、有名な『瑠璃光寺』に行くのがいいらしいが・・・バス乗り場がよくわからんな。

とりあえず、バス通り沿いに、瑠璃光寺方面へと歩きだすことにした。

大通りに沿って、えんえんと歩く。
途中、うまいことバスを捕まえれたらいいなー。

白キツネポストを発見。
ご当地感のある、良きポストやね。(ホッコリ)

20分〜30分ほど歩けど、あるけど、バス停地点でバスは来ず。
あるいは通り過ぎてゆく。ああ・・・。

お、今宵の宿『ルートイン山口』だ。
結構、駅から離れてるんやな。
近くには、飲み屋もあるし、コンビニもある。
けっこうけっこう。

とかしてたら、行程の半分くらいは歩いてきてしまった。
もう少し歩くと、ザビエル記念聖堂が見えてくるはず。
この辻で北へと曲がった方がええんかな。

天気も良いので、気持ちよく、てふてふ歩いてたら、向こうの丘に、不気味な白い塔がそびえているのがみえてきた。

どうやら、アレが山口ザビエル記念聖堂の塔らしいが・・・。

こ、怖い!!高すぎる塔のさまは、周囲の静かな地方都市の風景とは、あまりにも異質すぎる。
てっぺんのゴニョゴニョした先鋭的ななにかも恐怖。
富田林のPL教団シンボルタワーみたいだ。

宗教、こわい!!

ホントは、丘に登ってザビエル記念聖堂を観光するつもりだったが、1億円くらい寄付を迫られそうな気がして(でないと、あんなバカ高い塔なんて建たないでしょう?)、そそくさと通り過ぎることにした。

結局、バスに乗れずに、およそ1時間歩いて、瑠璃光寺の近くに到着した。
この坂を登ればもうすぐ、らしい。

あー、疲れた。あれ?なんやこのカッコいい門。

なになに・・・おお!?毛利元就公の菩提寺!!(毛利元就❤️ファン)

大殿!
毛利家臣、大羊メイ太郎、参上してございます!!


とかしてたら、瑠璃光寺に到着。
一帯が公園になってるみたい。


有名な五重塔が。
大内家以来の小京都の風情がステキ。

眼下に見える、山口の町並み。
歴史の本とかであるイメージ通りな感じに、驚く。


五重塔の裏に回って、丘をのぼる。

山々に囲まれた、周防山口の、小京都の風情がステキ。

南北朝〜室町の守護大名、大内弘世の銅像やて。
渋いねー。
最近、室町幕府の興亡にハマってる私としては、嬉しいかぎり。

室町幕府守護大名銅像が、もっと世の中にあふれたらいい!

瑠璃光寺の本堂にお参りし、一族の健康と、今年の旅の安全をお祈りする。
御守りと、おみくじも引いてと。
正月に家に引きこもってた私には、初詣になる。

まさか、山口県瑠璃光寺で初詣するなんて、夢にも思わんかったな。良き良き。

予想以上に良かった瑠璃光寺巡りに大満足し、帰路の途につく。

山口政庁跡そばのバス停まで来たけど。
バス停はあれど、バスはなく。
大通りまで、歩いて行こうかな。

恐ろしいザビエル魔塔(勝手に命名)の側をコソコソ通り抜け、歩いていく。

山の手から、下り坂を歩いてるうちに、冷んやりした空気と、広い視界、適度な速度が相まって、ウォーキング・クリティカルゾーンに入る。
どこまでも歩いていけるような、澄んだ妙な感覚。

山口市内でゾーンに入るとは。なんなんでしょうね?

気持ち良く歩いてたら、やっとホテル前に行くバス停を発見した。
やーれやれ、やっと座って移動できる。
ゾーンは、もういいや。バスバス。

今宵の宿、ルートインホテル山口湯田温泉に到着。

チェックインのフロントで、ワクチン接種証明の提示を求められる。

ハイハイ、接種証明ね。
・・・んー、ん?あれ??このポケットに挟んでたのに?
ない、ない、ない!

・・・持ってくるの、忘れますた!!( ;  ; )

「あー、だったら旅行支援割引なし・クーポンなしの通常宿泊となりますが、いいですか?」
と、ホテルマンに冷酷な宣告を受ける。

は、はい。それで良いっす。

自分の迂闊さにムシャクシャし、部屋で小1時間フテ寝。

夕方になったら、猛烈に腹が減ってきた。
アホみたいに歩いたし、昼間メシを食い損なってたからな。

ご当地グルメ『瓦そば』を食いに、温泉通りへ歩く。
昼に通りかかった時は、待ち行列が長くてスルーした『長州屋』へ。

「夜はワンドリンク制でーす」
とか、店員が言うのでメニューを見ると、なかなかの観光地価格。
高いなあー。まあ、でもいいです。
ハイボールと瓦そば1人前下さい。

出てきた瓦そばは、ボリューム満点。
熱い湾曲した瓦に、そばが乗っかっており、それをすくってだし汁につける。
でも、アツアツの瓦は湾曲してるし、ソバが焦げつくから、箸で取りにくい。

最後の方は、焦げたソバを苦労してこそぎ取らねばならず、たまに、びーん!とソバが飛んでいくようなありさま。

出し汁は、濃いめで美味しかったんだけどなあ。
値段との兼ね合いと、取り回しの悪さを考えると、ちょっとね。

普通に皿に盛って、値段もずっと下げたらいい。
焼き瓦は、焼く用に小さいのを横に置いて。

父方の祖母が長州出身の私に、相談すればいいのに。
と、ぶつぶつ言いながら、店を出る。
その後、1人飲みしよっかなー、と思ってた居酒屋周りには、客引きの女性たちが、スマホ片手に通りに鋭い視線を送っていた。


温泉街やからね。ヤンチャそうな若者も、電話しながらごちゃごちゃしてる。
めんどくさそうなので、居酒屋はスルーし、途中のコンビニで、部屋飲み用のチー鱈と、サワーを買い込む。

ホテル大浴場で、アタマと体を泡だらけにし、湯船にアゴまでつかってリラックス。
ホーー、年末年始のストレスが溶けていくー。

風呂上がりに、江川卓YouTubeをみながら、ヘラヘラ笑って、チータラをアテに飲んでたら、華麗なる寝落ち。

たくさん歩いたから、疲れてよく眠れます・・・ウフフ。

翌日。

ルートイン山口で目覚める朝。

カーテンを開けたら、窓から早朝の山口市を一望できる。
日本の、夜明けぜよ!桂さん!

とか言いながら、大浴場で朝風呂。
アタマと身体を泡だらけにし、湯船に沈む。
ふーい、気持ちいい。

ホテルの朝食バイキングにおよばれする。
お?『上田カリー🍛』ってのがある。なんや?これ。

良い匂いがするので、上田カリーのルーををたっぷりと注ぎこむ。大量に器に放り込む。

これが、予想外にスパイシーでうま!
ルートインホテルでは、『上田カリー』を推しているそうで、レトルトまで販売していた。

あんまりにも美味しかったので、おかわりしてしまいました。
旅行割引し損なったぶん、ここらで回収せねば。

帰りの新幹線を15時で予約してるので、まだまだ時間が余っている。
少し足を伸ばして、電車で下関へ行くことにした。
在来線に揺られること、1時間。
久しぶりの下関駅に降り立つ。

天気が良かったら、火の山展望台に行って、関門海峡の景色を眺めたかったが、ご覧のようなドン曇り。

寒気が九州方面から来てるので、寒さもキツい。
唐戸市場あたりを、うろうろしてよかな、とバスに乗ってやってきた。

近くの回転寿司屋さんに予約を入れておき、お土産屋を回ったり、海辺をウロチョロ。

天気がいいときに、またゆっくり来よう。

下関で回転寿司ランチ。

フグ、タイ、マグロの、お寿司三銃士やー!
梅酒ハイボールを片手に、寿司をむさぼり食う。

鉄火巻き!鰻!あおさ味噌汁!!と、注文してたら、新山口駅に戻る電車の時間が押し迫っていた。

バスの時間をみて、急いで寿司をかっこむ。(パクパク)

楽しくて、回転寿司屋に長居しすぎますた。

壇ノ浦やら、下関戦争の歴史的観光は、またいずれ。
タイヘン満足しました。下関に来て、ヨカッタ!!

さあ、お家に帰ろう!!


【おしまい】


岐阜金華山ロープウェーグルメ旅2022.4


4月某日。

朝早くから普通電車に乗って、信長の野望の地・岐阜に行くことにした。

東海地方は、本日好天もよう。
のんびり普通電車旅するには、もってこいだ。

京都駅からJR琵琶湖線に乗り、米原駅へ。
米原から乗り換え、大垣、そして岐阜駅へ。
約2時間、コトコト電車に揺られている。

昨日、朝の3時まで後輩と、ネットプレイでの『エルデンリング』&『マイクラ』しながら、とめどなくボイチャ雑談してたので、睡眠不足で眠くて眠くて。

途中、電車ん中で眠りこけて、気がついたら、いつの間にか岐阜駅到着してた。
(ハッ!?)お、降りまーしゅ。
眠い目をこすりながら駅前に出てみると、織田信長公の金ピカ像が威風堂々。ま、まぶすい!
あ、あれ?信長さまが、ちゃんとマスク着用しておられる!?
意外と、ちゃんとそういうのはするんや。

朝から何も食ってないから、ハラヘッタ。
この辺りで、昼メシを食いたい。
岐阜のご当地グルメで検索してたら、『鶏ちゃん焼き』ってのが美味しそうだ。これにしましょう!
商業施設アスティ岐阜内の店『赤い鳥』へ。
鶏ちゃん焼きをくださーい!ハイボールも!

陶板に、野菜と、味噌で味付けされた鶏肉が乗せてあり、これらを混ぜながら焼いていく。

加減をみながら焼いてたら、味噌が焦げる良い匂いがしてきましたぞ。
そろそろひっくり返す頃合いかなー。

ハイボールをチビチビ飲みながら、焼きの様子を見つつ、焼けてアツアツになった野菜やシイタケをつつき。

焼けた鶏肉は、とき卵に漬けてパクッといただく。
うん!味噌の味付けとも相まって、美味しい!香ばしい!
食欲増進!うまー!

コレは、お昼なのに、ハイボールが進んじゃうわー。

鶏ちゃん焼きに舌鼓を打ち、ハイボールを飲んで、と、ナイスなランチを終えた後。

駅前停留所にて、岐阜城公園前行きのバスを待つ。
お!?昔の市内路面電車の車輛ですかな?

白と赤の塗装がスマートで、カッコいいっすね。

バスに乗り、15分ほど。
久しぶりに、岐阜城公園にやって来た。

岐阜城くるのは、何年ぶりかなー。

金華山の山上には、小さく天守閣が見える。
あそこまで、ロープウェイで登るよ!

乗客5人を乗せて、ゆっくりと上ってゆく、金華山ロープウェイ🚡。
眼下に、濃尾平野が広がるさまは、圧巻のひと言。
だから、ロープウェイ乗るのはやめられん!(興奮)
鼻息を荒くして、窓にへばりつく羊好大尉。

やがて、ロープウェイは山上駅に到着。

・・・そうだった。天守閣まで、坂道、階段を登っていかなくちゃあかんのやった。

ウヒー、上り階段キライ!
足元に気をつけて、イチニ、イチニ!!

ウォーキング、イズマイライフ!
と、お念仏のように唱えながら、ゆっくり階段をのぼり、坂を進んでいく。

ってまあ、大した距離ではないのですけどね。
イチニ、イチニ!!

眼下に広がる長良川と美濃西部の平野。
長良川が、蛇行して流れていくサマがステキ!
あの向こう側が関ヶ原のはず、なのかな?

金華山からの景色を、楽しんで歩いて登ってしてたら、天守閣に到着でござる。

岐阜城天守閣は、再建城なので、靴を脱いだりせんでもいいし、普通の上りやすい階段で上階に上れるので、気が楽だ。

さっそく天守閣最上階に登り、織田信長になりきって濃尾平野を睥睨してみる。
曰く、美濃を制するものは天下を制す・・・。

む!?新たなフレーズが降りてきた。
『天下布ブー🐷!』

蘭丸、美味しいチャーシューを買ってきて!

とか、1人でブーブー言いながら、城内の展示物は、サラッと見て通過。

なんか、こんなんとか展示されてますた。
天守閣を上から下まで堪能したあとは、ロープウェイで下山。
公園に戻ってくる。

冷たいコーヒーを飲みながら、キレイな公園内をゆっくり散歩。

新緑が美しい季節になってきましたねー。

岐阜駅に戻って名鉄に乗り、今宵の宿、名古屋に移動。

夕方前には名古屋市内に到着したが、やる事もないので、サンシャイン京楽栄で、旅パチンコ。

ダラダラ打ってたら、なーんも当たりがひけず。
最近、旅打ちしても、名古屋で勝たんなー。

サッサと見切りをつけ、早めの夕飯は、山本屋本店で味噌煮込みうどん。

ハイボールを、ポテサラ、付け合わせの漬物で飲む。

今日の味噌煮込みうどんは、気のせいか、いつもより固めだった。美味しかったんですけどね。

名古屋での定宿、『ドーミーイン・プレミアム名古屋栄』に投宿。

デパ地下で買い込んできた、矢場とんの串カツをツマミに、部屋飲み。
中川家のラジオを聴きながら、ヘラヘラ笑いながら、ダラダラ飲む。

矢場とんの濃い味噌ソース味の串カツを肴に、ハイボールは、たまりませんなー。

深夜に、ホテル大浴場で温泉。
アタマと身体を泡だらけにし、旅の垢を洗い流す。

その後、ゆっくり湯船に浸かり、この1週間の疲れをほぐす。先週接種したコロナワクチンの副反応で、だいぶん疲れたもんなー。

ふはーーー。気持ちいい・・・(ホッコリ)

風呂上がりには、ドーミーイン名物無料アイスをいただく。

岐阜城登城で疲れてたのか、部屋に帰って、そのまんま華麗なる寝落ち。ブヒー。


翌日。

朝、早く起き出し、大浴場で朝っ風呂。

少しトロトロ仮眠したあと、8時半にはホテルをチェックアウト。栄駅方面に、歩き出す。
よう寝れた!快眠かいみん。

老舗喫茶店『コンパル』で、ホットコーヒーとエビフライサンドでモーニング。

しばらく喫茶店でコーヒー飲みながらニュースチェックしたり、読書したあと、地下鉄に乗って名古屋駅にでる。

在来線のって、のんびり京都まで帰るか。
新幹線や、近鉄特急もいいけど、岐阜〜大垣〜米原〜京都の流れゆく景色見て、電車乗るのも楽しいもんね。

缶コーヒー☕️飲みながらホームで待ってたら、大垣行きの電車来た。
車窓からゆっくり景色眺めてると、次また行きたい場所が発見できるので、楽しい。

関ヶ原通過。参戦大名の名札とか貼りまくってて、関ヶ原の戦いを前面に押し出してる。今度行ってみよっと。

佐和山城跡も、桜の季節に来たらキレイそやなー。

彦根城も、また行かんとあかんなあー。

大津も一度じっくり歩いてみたい。

ぼんやり車窓を眺めて楽しんでるうち、お昼過ぎに京都駅到着ー。

京都駅構内でカレーうどんを食べて、電車旅は終了なのでした。

【おしまい】

岡山高松ウォーキング旅2023.1


2023年1月某日。

年末は忙しくし、年始は寂しく過ごし。
2023年が始まったというのに、あまり元気でない。

景気付けに、今年もぷらーっと、ひとり旅でもしよっかな。
定期人間ドッグ検査の日も近いので、今さら健康的なウォーキングも兼ねて。

新幹線に乗り、毎度おなじみ岡山駅へ到着。
さんすて内の『麺屋匠』で、ラーメンランチといきましょうかな。
向こう側のカウンターに座った小学生の男の子が、1人黙々とラーメンを頼み、サッと食べ終わり、お代を払って去っていった。
場慣れしとんなー。サラリーマンの所作みたいな。
ホンマに小学生なんか?

さて、本日の旅のテーマは、『旅先ウォーキング』。

旅をしながら、気持ちよく健康的なウォーキングをしたい。そして、健康的に美味しいモノを食う!

岡山駅を出て、桃太郎通りをまっすぐ歩いていく。
まずは、烏城公園までセッセと歩こう。

ウォークマンKing Gnuを聴きながら、岡山市内をぶっ飛ぶぜ。(歩いてるだけ)

岡山城🏯は今日も黒カッコいいなー。

今回、天守閣本曲輪でなく、外郭沿いにぐるーっと歩いてみる。実は、お城の裏の方には行ったことがなかった。

旭川を天然の要害にすべく、宇喜多秀家が土木工事を施し、岡山城沿いに川をひいてきたらしい。
川沿いは、遊歩道になっている。
今日はそこをウォーキングしましょう。

裏に回っての天守閣・・・は、木々に遮られてよく見えぬ。
天守の跡みたいなもん。

城の裏側は十分見て回ったので、川を渡って後楽園沿いの方に向かいましょう。

成人式の流れなのか、記念撮影してる着物女子がそこかしこに。いいねー。お城と着物は合うよね。

スワンボートが旭川を航行してる。
いいなあ。

あの橋を渡って、後楽園側に行こう。

後楽園と旭川沿いにある遊歩道を、ぶらぶら歩く。

こっち側からの烏城もゲキレツにカッコいいな。

てふてふ、と遊歩道をさらに歩いていく。

たまに、河原に降りれる階段もある。

階段あったら河原まで下りて行って、川面に浮かぶカモ🦆を愛でる。(カモ好き)
おお、備前カモ軍団よ!

岡山城は再建天守閣だが、現代の技術も取り入れての見事な再建建築やね。

地域の支援も大いにあってのこと。
この城を引き継いでる岡山地域の団結力はスゴいよな。

と、感心しながら、遊歩道を歩く。

備前カモ🦆たちは、川の流れを楽しんでいるよう。
宇喜多カモ軍団よ!

後楽園の端まできたので、橋まで戻り、後楽園正門の方まで、さらに歩いてあるいて。

そろそろ、歩き疲れてきた。
駅からスタート、城を見ながらぐるぐる歩いて2時間強、ひたすらウォーキングしたことになるか。

岡山駅まで戻るとしよう。

鶴見橋を渡って。のどもかわいてきた。
なんか飲みたいなー。

最後に、もう一度烏城を遠くから眺めて。
トイレも行きたくなってきたことだし、急いで岡山駅まで戻りましょう。(歩いて)

岡山駅から、マリンライナーに乗って四国うどん県へ。

歩き疲れて、座ってたらすぐ寝落ち。

うとうとして、ハッ!?と目覚めたら、もう終点高松駅でした。
お、降りまーしゅ。

高松ウォーキングは、さんぽーとからのせとしるべの、海辺歩き。夕日を見ながら楽しもう。

夕日の時間までは少しあるので、駅前の喫茶店で、コーヒーを飲みながら読書。

本日の旅のお供は『中国の歴史〜絢爛たる世界帝国・隋唐時代』でござい。

コーヒーをズビズビ飲みながら、隋唐帝国と周辺国家のシーソーゲームの様子を読んでたら、あっという間に1時間経過。

そろそろ夕日を拝みにいきましょう。
ウォーキング再開のとき!

高松港周辺のサンポートを歩く。

海風が気持ちいいー。

今年、最初のうどん県上陸。
天気も上々で、海もご機嫌のよう。

あ!フェリーや!!オリーブラインや!!小豆島から戻ってきたんや!!!(テンションアゲアゲ)

サンポートを歩きながら、夕日をながめる。
今日も、高松港の夕日は、とても美しい・・・。

今年も良い1年になりますよう。
突堤を、海沿いに歩いたあるいた。

寒くなってきたし、腹も減ってきた。市内に戻りましょう。
本日の夕飯は、『まんしゅう』にて。
ジャン麺(並)と、ハイボールの最狂コンビです。

「すいません、今日は店、ワンオペでまわしてまして、時間をいただきますが」
と、店員さんに言われたが、ぜんぜんいーすっよ。待ちますよ。私も仕事場ではワンオペみたいなもんですから。

と、鷹揚に答え、電子書籍で中国の歴史を読んでたが、確かに待てど暮らせど、注文のジャン麺はこない。

ハイボールだけチビチビ飲んでだいぶ時間経って、よーーやっとジャン麺🍜きた!

とろとろアツアツうまうまのスープが、たまりまへんなー。

中には、歯応えありのホルモンも入ってて。
歩き疲れた身体に染みるなー。

汁も一滴残らずいただき、完食でござる。
ごちそうさまでしたーー!!

コンビニで、部屋飲み用のアップルサワーだの、燻製チーズとかのアテを買い込み。
定宿・『ドーミーイン高松』にイン。

ピース又吉YouTube動画『渦』を流し見ながら、アップルサワーを流し込む。
アップルサワーうまい!チーズにも合う!

YouTubeを観ながら、ヘラヘラ笑って飲んでたら、華麗なる寝落ち。

夜中に起き出し、大浴場でアタマも身体も泡だらけにし、よく洗い、大浴場温泉をひとりじめ。

ぷはーーーーー。きもちよかー(ホコホコ)。

露天風呂では、夜空を眺めながら、お風呂を楽しむ。
深夜の温泉♨️、居心地いいなあ。
ドー民、幸せ。


翌日。

朝から、いそいそと大浴場へ。

またまたアタマも身体も泡だらけにし、大浴場に沈む。
朝風呂は、サイコーやのお。

部屋に戻って、水分補給。
ドーミーイン名物、ウェルカム濃厚プリン🍮を冷蔵庫から出し、ペロリと食べる。
あーうま。あー甘。

10時過ぎにチェックアウトし、朝の商店街をブラブラ歩く。
今日の高松は快晴。気持ちのいい朝ですね!

朝メシは、『岡じま』でめんたい釜玉うどん。
釜玉用の醤油だしを渡されたので、にゅーっとかけまわし。

乗っけてた生卵と、醤油だしと明太子を、ぐるーっと混ぜ混ぜする。
のわーー、出汁の香りがプン、と立って美味そう!!

アツアツの釜玉うどんを、とぅるとぅるすする。
こりゃ、たまらん!釜玉うどんって食べたことなかったが、やみつきになりそう!!

大満足で、高松を出発するのでした。
今年もうどん県のうどんはサイコー!

【おしまい】

札幌藻岩山聖地巡礼の旅2019.6

6月某日。

昨晩は、会社の飲み会で騒ぎすぎて、アタマ痛い。

酒も強くないのに、調子に乗りすぎた・・・イテテ、と痛むアタマをさすりながら、旅の荷造り。

今晩から、例によってフェリーに乗り、札幌旅行に出かけるのだ。
夜20時に神戸三宮から、フェリーターミナル直行バスに乗り、真夜中に舞鶴港から、小樽港に向かうフェリーに乗り込む。
翌々日。
昨日はフェリーで、日がな一日昼寝して酒飲んで本読んでメシ食って、としてたから、体がなまっているなあ。
ホテルをでたら、小樽の朝は快晴。
小樽駅前から、札幌行きの高速バスに乗り込む。

札幌駅前から、おもしろマンガ『波よ聞いてくれ』の聖地・藻岩山へバスで向かう。
藻岩山ロープウェイ乗り場に到着。
札幌には何度も来てるが、藻岩山ロープウェイに来るのは初めてだ。

窓口の人に聞くと、山頂までは、ロープウェイ→ケーブルカーのコースと、ロープウェイ→徒歩散策のコースがあるらしい。

うーん、どうすっかな。
少し考えて、ロープウェイ→徒歩を選択。
藻岩山の大自然を満喫しながら、散策して山頂まで行ってみよう。
藻岩山の自然を・・・。
大自然すぎて、クマおるやん。藻岩山。

木々に囲まれた山道を、歩きはじめる。
ゔー。坂道ばかりで、しんどいよう。
ゔー。頭の上を、カラスがカアカアうるさいよう。
ゔー。大自然は、もういいよう。
ブヒブヒ言いながら、森林道をひたすら登る。

誰一人、すれ違わず、追い越されず。
徒歩で、山頂まで歩くヤツは、あまりおらんようだ。
クマ出るからね!ホンマにでたら、どうしよう。

藻岩山、山頂まで、あとちょっと!!
ブヒブヒ言いながら登って歩いて、やっと山頂付近に到着。
あー、疲れた。しんどい。(ちょっと登っただけ)
でも、景色は、最高やね!
天気も良いし。
ちゃんと下界から頂上までのハイキングコースを登った人たちも、ゆったりと休憩しておられる。
涼しい風が気持ちいいですね!(山トモ気分)
展望台から、ソフトクリームをペロペロなめながら、景色を見渡す。

関西人なので、見えてる山々がどれとか、東西南北どっちとか、まったくわかってないけど。
雄大な景色に、しばし見入る。
おっと、ソフトクリームが溶けちゃう。(ペロペロ)
さて、下山しよ。
ゆっくりと鳥の歌を聴きながら、登ってきた道を逆戻り。ゆっくりラクな下り坂を楽しむ。
中腹にある下りのロープウェイに乗って🚡、景色を眺めながら下山。これにて、藻岩山の探検は終了。
あー、気持ち良かった。また、夜とか来よかな。見渡す夜景が素晴らしいらしく。

さて、市内に戻ってラーメン食いに行くぜ!
大通駅方面に行きたいので、道端で路面電車の駅をキョロキョロ探してると。

「アレだわ!」
と、叫んで走り出す道民おばちゃん軍団がいたので、急いでついて行くと、逆方面の路面電車駅だった。

「向こうだわ!」
と、道民おばちゃん軍団は、モタモタしている私を押しのけて、歩道を走る。勢いがクマなみに怖い。

怖いけど、軍団の一員として、おとなしく走ってついていく。
おばちゃんクマ軍団のおかげで、路面電車には無事乗れた。
路面電車に揺られて、すすきの方面へ。
地下鉄に乗り換え、澄川駅へ向かう。ラーメンの名店『純連』へ。今日も、味噌ラーメンをいただく。なまらうめー。

札幌駅に戻り、夕方。
ヒマだったので、久しぶりにパチスロ蒼天の拳でも打とうかな。どうやるんだっけ、この台?(ポコポコ)

入ったり出たりしてたら、5千ペソほど浮いたので、サッサと勝ち逃げだ!
この5千ペソで、お寿司食べに行こう。
札幌駅ステーションタワー内の『根室はなまる寿司』にて、お寿司。


上りカツオ、サーモン、ウニ!
エンガワ、本マグロ。

あーー、美味い。ビールもうまし!

シメはウナギといきますか。
ビールをおかわりして、お寿司タイム終了。

あー、おいしかった。
あー、おいしかった!(2回言いました)

大満足して、ホテルにひきあげる。
パチスロの勝ちで、ラーメン代と寿司代がタダになったので、美味さも倍増やね!ウフフ!!
ホテルに帰って、少し部屋のみし、大浴場でひとっ風呂浴びて。

だらだらと本読んだりスマホゲームしてたら、華麗なる寝落ち。


翌日。

朝風呂に入り、ホテルの朝めし、朝コーヒー。

昼過ぎの飛行機で帰る予定なので、札幌市内でうろちょろしてる時間はある。

北海道大学キャンパス内を散策してみよっかな。
北大は、広大で緑多い大キャンパスで有名だ。
学生さんは、構内が広すぎて、歩いてられんので、自転車移動しているそうな

門から結構歩いてるのに、学部の建物が見えてこない。
古河講堂。
北側へ、ズドーン、と直線道路。

この道路脇に、それぞれの学部があるらしいが、一番手前のでも、並木に隠れて見えるか見えんのか。
広いよなー。いいなあ、これ。
ポプラ並木へ。有名らしい。
花木園の池。妖精でも住んでそうだな。
良い大学やなー。

と、1人で写真撮って、歩いてを繰り返す。

さらに歩き続ける。
教育学部農学部、理科学部、その他もろもろ。
ホントに広い。
まだ北端ではないが、そろそろ引き返そう。
キリなさそう。
北大総合博物館に入ってみる。
喫茶ルームが教室。なかなか良い雰囲気だ。

北大グッズとかゆっくり見てみたかったが、それはまた今度にしよう。そろそろ、札幌駅に戻らなくては。

昼過ぎ。

新千歳空港に早めに到着。

まずは、腹ごしらえをば。
松尾のジンギスカンで特上ラムと生ビール。
楽しみにしてたんやもんね。
味付けラム、美味い!ビールに合うー。

昼メシを済ませ、お土産タイムだ!
お土産コーナーを歩き回ってお買い物。

荷物ごとゆうパックで家に送る段取りもして、と。

そんなこんなで、12時40分。まだ出発まで時間あるね。

空港温泉で、露天風呂に入ってホッコリする。
ああー。頭上に響くジェットの轟音がええわあ。

風呂上がって、リクライニングルームで、ゆっくり14時まで仮眠して。
ジンギスカンのラム臭も、すっかりぬけた。(たぶん)

万全の態勢で、手荷物検査をくぐる。

ピンポーン!!
あ、あれ??

すると、G20のせいで警備を厳重にしてるのか、屈強な道警の担当官が飛んできて、ジロジロ観察される。

あ、あのう、たぶんズボンのベルトのせいです。バックルが金属製だからかなあ?

「すぐ、取って、それ!もう一回くぐってみて!」
と、G20を狙うテロリスト候補を排除せなあかんのか、口調がいつもより怖い。

急いで、ベルトを引っこ抜き、検査のゲートに戻ってくぐる。

ピンポーン!!

「!!」
道警の目が、ギラリ、と光ったような・・・。
ち、ちがいます、多分、腕時計外すの忘れてまして・・。

「すぐ取って!」

道警だか、空港の担当者だかに追い立てられ、今度はなんとかチェックに引っかからずに済んだ。

ヤバー。このまま連行され、厳しめの尋問を受けるとこだった。
恐ろしげな搭乗検査をクリアし、のんきに雪印パーラーの牛乳ソフトをペロペロなめていると。

「えー、peachからのお知らせです。なんか、飛行機が遅れてるので、15分出発が遅れまーす。」
と、ケロケロした口調で、peach航空の遅延をアナウンスしていた。

またかよー。ピーチな航空は、定時で発着した試しがない。
ピーチな乗客も、こんなもん慣れっこで、ビタ一つ動揺せぬ。みな、無言でスマホを見ている。

アホなピーチな航空のせいで、関空に着いたのは、予定より30分遅れ。

おかげで、リムジンバスを乗り過ごし、小1時間、関空の第2ターミナルで待つ羽目になる。

やれやれ。ターミナルのセブンイレブンで、コーヒーでも買おうかな。
んん?セブンイレブンのコーナーの一部が、水びたしになっている。どうしたんや?これ。

「アハ、先輩、ここ水ヤバイですよー」

「ホンマやねえ。あっコラ!逃げるな、モップで片付けなよ!」

「キャッキャ!」

「アハハ、逃げるかーふつうー!」

とか、店員同士なんだか楽しそう。
いい職場ですねえ。

コーヒーを飲みながら、ホッコリする、羊好大尉なのでした。

さ、帰ろっと。

【おしまい】

浜松城天下人の旅2021.4

4月某日。

お天気良さそうなので、浜松・名古屋に遊びに行くことにした。
前回、浜松に行ったときは、戦闘機まみれのエアパークでミリオタ魂が爆発し、時間切れで浜松城に行けなかった。今日こそはお城を見たい。
ついでに、浜名湖の夕陽も拝みたい。
あと、浜松餃子と名古屋メシも食う。

リュックに荷物を詰め込み、お家を出る。

京都駅から新幹線に乗り込む。ウォークマンで音楽聴きながらスマホいじってる間に、新幹線は東へ。

11時頃には、浜松駅に到着した。
順調な滑り出しでござる。


浜松は、徳川家康遠州統治の足がかりとなった地。
家康公をゆるキャラにしちゃう地元感よ。

浜松にやってきたからには、ランチは、みんな大好き『浜松餃子』にしましょう。
駅前から少し歩いて、餃子の名店『浜太郎』さんへ。

餃子18個定食と、静岡地ビールを注文だ。

餃子をパクパク食うても、なかなかなくならんのが18個定食の底力。戦いは数だよアニキ。
餃子美味いうまい!!サイコー!!

浜松餃子とビールを存分に堪能したあとは、腹ごなしに駅前から浜松城公園まで、ウォーキング。

天気も良いから、歩いてたら気持ちいい。
浜松市内は、道も広いし空いてるし。
ウォーキング・イズ・マイライフ。

うどんサイクリング部に加えて、餃子ウォーキング部も立ち上げよっかな。

とか考えながらぶらぶら歩いてたら、『浜松城公園』に到着。

若き日の家康公の銅像。貫禄あるなあ。

軽く坂を登り、本丸天守閣にあっさりたどり着く。

長くて急な坂はないお城なので、お散歩にはもってこいやな。天下人の作る城はこうでなくちゃいかん。

石垣は昔の、天守閣は戦後再建のヤツ。
入場料200円を払って、天守閣内に入ろう。

天守閣内の展示は、まあ、お約束のこんなんとか。

こんなんやったり。
まあ、こんなんやら、刀剣やら瓦とかが展示されとる。
ありがちなので、サラッと流す。

ひと通り天守閣内の展示をみて、天守閣最上階から景色を見下ろしてみる。
天守閣を出て、城公園の散策再開。

葉桜、春の芽吹きていうのか。

緑が青々しくて、とてもいいねー。
春の風情をおぼえて、歌を詠む。

東海の 浜の懸け松緑立ち
口閉じるとも ニラとニンニク

石狩川たくぼっくり 作


広い公園内を散策。

木漏れ日の中を、サクサクと歩く。
日本庭園があったので、ゆっくりと見て回る。

歩きながら、庭園の景色を楽しみつつ、アレを思い、コレを思いと、思いを巡らす。

昔は、公園だの庭園だの退屈なだけだったが、静かに歩きながら思索、思考を巡らすには最適な空間だと思うようになった。
サク、サク、と砂を踏みながら、歩をすすめている。

ぐるっと庭園を歩いていたら、空いてるベンチを発見したので、座ってひと休み。

このあと、浜松駅に戻り、電車に乗って浜名湖に行く。
浜名湖畔から、美しい夕日を見たいところ。
浜松城も、公園もさんざんぶらぶら歩いたけど、時刻はまだ14時30分。日の入りは18時30分。

とりあえず、浜名湖最寄りの弁天島駅には行ってみるか。
駅すぐの海浜公園があるらしいし、そこをブラブラしてたら時間もすぐ過ぎるでしょう。

見切り発車で浜松城を後にし、浜松駅に向かって、歩き始めることにした。

浜松駅から、3つ先の弁天島駅まで、たった15分。
駅から、海浜公園まで、わずか3分。

あっという間に浜名湖に到着してしまった。

関西人なので、よくわかってなかったが、浜松と浜名湖って、こんな近いの??
まだ、15時30分なんですが。

お日さまは、まだまだ天空高く。
日の入りまで、3時間もある。

所在なく、海浜公園をぶーらぶらしてみる。

おー、おっさん達が釣りしてるな。
家族が自転車乗ってサイクリングしてる。
カップルは座り込んで、なにやら楽しそうに語り合ってる。

とかしてたら、あっという間に海浜公園は歩き尽くしてしまった。

ちなみに、海浜公園周りには、マクドも無ければ、ドトールコーヒーもない。
どうやって、日の入りまで1人で時間潰すかな。

うーーん、と悩みながら、道端に座り込んで、浜名湖の浜で、小1時間待ってみる。


・・・。
ヒマすぎる!あと2時間も待つなんて、無理。

もう、今日はサッサと名古屋に帰ろう。
浜名湖夕日は、いずれまた、ちゃんとスケジュール組んで見にこよう。

浜松駅に戻り、1時間半かけ、名古屋到着。

名古屋メシの夕飯を求めて、地下街に。『山本屋本店』へ。
まずは、ハイボールとポテサラを注文だ。

ハイボールがしみるー。
ねぎま頼んで、添えの漬物で、ひとりハイボールをチビチビやる。
本日のお酒のお供は、『徳川家康(上)』(山本七平著)でござる。

今川家人質時代の考察と、織田・豊臣時代の家康の立ち位置についての考察が、鋭いとこついてるねえ。
山本七平さんの本は全部読んでるが、その観察眼と考察は、時代を超えての説得力あるなー。

アツアツの味噌煮込みうどんを、ふーふー冷ましてとぅるとぅる食べながら、漬け物をぽりぽりかじり、ハイボールを飲む。

山本屋で本を読みながら、ハイボールを飲んでる名古屋の夜は、ゆっくりと更けていくのでした。


翌日。
ドーミーイン名古屋栄で朝を迎える。
朝イチの大浴場で、アタマとカラダを泡だらけにして洗い、ヒゲをあててから、湯船につかる。

フニャフニャになるまで、お風呂にはいり、部屋に戻って無料のヤクルトを飲む!ドーミーインの朝やね!

10時前までダラダラしたあとは、チェックアウト。

栄駅近くの喫茶店コンパルで、コーヒー飲んで、エビフライサンドを食べる。

モーニングを終え、名古屋ルーティンであるところの、サンシャイン京楽栄で朝パチンコ、と。

適当な台に座って、適当に打ってたら、開始1分で大当たり。

お土産に、1万3千ペソくれた。
いつもありがとう、サンシャイン京楽栄よ!

これで、往復の旅費と味噌煮込みうどん代はタダになった。

さ、あとはきしめん食って、新幹線乗って京都に帰りましょう!!
今回は残念ながら、夕陽は拝めなかったけど。
終わりよければ全てよし!!

【おしまい】


備前岡山電車旅2022.12


12月某日。

旅行支援『岡山割』を活用し、岡山方面へお出かけすることにした。

『岡山割』とは、ワクチン接種証明を提示すると、ホテル代が5千円割引きされ、なおかつ岡山地域クーポンを3千円もらえるという、夢のような旅行支援だ。

ホテル・ドーミーインに忠誠を誓う羊好大尉(ドー民)は、すぐさまドーミーイン岡山をおさえ、お家を出発。

大阪駅からJRの新快速に乗り、西へ。
車窓から外を眺めていると、天気はサイコー!良き旅行日和やね。


ウキウキしながら、ウォークマンで音楽を楽しみ、車窓景色を楽しむ。

1時間ほどで、姫路駅に到着。次の乗り換えまで15分くらいあるので、ホームで『駅そば』をいただく。
朝メシ食ってなかったからね。

今日は、きつね駅そばにしてみました。
アッついおつゆが美味しい季節ですなあ。(ホッコリ)
とぅるとぅるとソフト麺を味わい、一滴残らず完食でござる。
ごちそうさまでした!

姫路駅からは播州赤穂駅へ。
播州赤穂駅からさらに乗り換えし、1時間ちょい電車に揺られていく。
ウォークマンで音楽を聴きながら、赤穂〜備前のローカル線な風景を楽しむ。

谷間に小川が流れ、山際を進み、トンネルを抜けて、まばらな人家を横に見て。

ボケーっと音楽聴きながら車窓を眺めてたら、やがて目的地の伊部駅に到着。

わーお、はるばる来たぜ、備前の国、伊部。
横断歩道橋から、見渡すのんびりとした田園風景。


空気もうまいなー。

はるばる、備前伊部まで来たのは、ここが『備前焼』の本場だから。
歩道橋から見渡すと、町のあちこちに、窯やら焼き物の店やらが軒を連ねている。

今回は、伊部まわりでいろんな備前焼を見て、なにかステキアイテムを買おうとやってきたのだった。

駅前にある、『備前焼ミュージアム』に入館してみる。
さすが、備前焼ミュージアムだけに、外観しぶい。
入館料を500円お支払いして、と。

「ここは、展示が4階までありますよ」
と、係のおじいさんが教えてくれた。

ありがとうございます。ゆっくり見ていきまーす。
館内では、備前焼の歴史や、特徴、生産過程、他の焼き物地との比較、備前焼の実物展示等がされている。


ほとんど他の客もいない静かな館内で、ブラブラ焼き物とか説明を見て回る。

生産過程や、偶然から生まれた模様の付け方とか、色の出し方とかは興味深い。
ほおほお。へーー。

ふうーむ。
・・・3階の人間国宝が焼いた皿だの壺だのの展示を見てたら、そろそろ飽きてきた。撮影も不可やし。

美術的焼き物には、あんまし興味ない。こんなでっかい皿なんて、どう使うんや?餃子🥟180個定食とかで出すんかな。知らんけど。(テキトー)
私は、実用的な焼き物が見たいのだ。

いちおう全館見終わって、備前焼ミュージアムを出る。

町の中にある工房とか店とか見て回りたいが、なにしろローカル線なので、1時間に1本しか電車こない。
この後、岡山市内にも行って、うろうろしたいしな。

時間も考えたら、2店くらいかな・・・と、時計をチラチラ見ながら、道沿いの店を覗いてみたり。

伊部駅横にも展示販売の店があったので、そこにも入って焼き物をじろじろ見て回る。

おー、サビたような色がキレイ。
いいなあ、これ。あ、これも。
いろんな作家さんの皿とか、マグカップぐい呑み、コップ等々がたくさん置いてあり、目移りしてしまう。

こんな調子で街中の工房全部見て回ってたら、時間なんぼあっても足らんやろなー。

小1時間ほど見て回り、厳選の上、備前焼マグカップを2つ購入。ええ買い物した!

次来る時は、事前にお目当ての工房を見つけておいてから、ピンポイントに攻めてみよう。
焼き物巡りは、なかなか楽しかったですよ!

伊部駅に戻り、岡山行きの電車に乗り込み、50分ほど。

グースカ寝てたら、いつの間にか岡山駅に到着。

少し遅くなったけど、お昼ごはんにしましょう。

さんすて内の吾妻寿司で、いつもの握り盛り合わせとハイボール。あ、今日はシャコが入ってますよ!
鰆もタコもうまーい!

お皿がちゃんと備前焼でした。さすがですう。

腹ごなしに、岡山城までウォーキング。
桃太郎大通り沿いに、ウォークマンで『緑黄色社会』の曲を聴きながら、ほろ酔いで元気よく歩いていく。

おっと、チャギントン☆コラボ路面電車ですやん。

烏城公園前にやってきた!

岡山城は、先月に令和の大改修が終わり、久しぶりに漆黒の美しい姿を現したのでした。
天守閣を拝見。

烏城や!黒色がカッケー!!

城内に入り、階段をのぼって、不明門をくぐりぬけ。

正面から、岡山城どーん!!
改修終えた烏城の威容に、シビれる憧れるう!!

今日はコレを見に来たのよ、コレを。

いったん、脇から下に降りて。

後楽園に続く橋からの、烏城。
冬の空の下に、凛とそびえる天守閣。

めちゃかっこええ・・・(ウットリ)


寒空に 黒き烏の 城映える

石狩川タクぼっくり 作

川面には、鴨たちが🦆寒そうに泳いでいた。
寒中水泳、ご苦労さまです。

さらば、備前のカモたちよ。宇喜多カモ軍団よ。

お城公園を出て、オランダ通り辺りをうろうろ歩く。
なんか、この辺に美味しい和食屋があるらしいが・・・見当たらんなあ。

今夜の宿、『ホテルドーミーイン岡山』にチェックイン。
荷物を置いてひと休みしたあと、日が落ちた岡山市内に繰り出す。

おー、緑道公園がライトアップされとるやん。
雰囲気いいねー。

本日早めの夕食は、岡山名物デミカツ丼でごわす!

前回行けなかった『カツ丼野村』に、やっとこれた。

ヒレカツ丼(並)をいただく。
やらかいキャベツと、濃いめのデミグラスなソースと、カツが合うーー。

アウアウいいながら、ペロリ完食でござる。
美味しかった!またきます!
腹ごなしに、夜の岡山市内を、1時間ほどぶらぶらお散歩し。

ホテルに戻って、買ってきたハイボールで部屋飲み。

チー鱈をつまみながら、YouTubeみてチビチビやってると、そのまま華麗なる寝落ち。

・・・ふが!?と起きたら23時じゃけん。

小腹も空いたので、シメのラーメンを求めて、冷んやりした夜の岡山を歩く。

『中華そば山富士』の、もやし中華そばをいただく。
あっさり味の、昔ながらの中華そば。

お汁もサッと飲めるくらいのスープ。
シメには最高のラーメンやね!グッジョブ!

ホテルに戻り、ドーミーイン名物大浴場で、長っ風呂。
体中を泡だらけにし、アタマもしっかり洗って、風呂につかる。

うほー、体も心もあったまるー。(ホコホコ)
お腹いっぱいなったし、スッキリしてあったまったし。
寝よ寝よ。

翌日。

朝目覚めるや、ホテル大浴場で温泉。
ふー。岡山で平日朝っぱら風呂は、サイコーですなあ。

風呂上がりから10時半くらいまで、ドーミーインでダラダラして、チェックアウト。
お世話んなりましたー。

岡山駅の商業施設『さんすて』で、お土産を買おう。
私には、3千円もクーポン券があるからね!

吾妻寿司で、鰆丼を買い。
駅内土産物屋で、山珍豚まん、マスカットケーキ、カマボコ等買いまくったら、クーポン券なんてあっという間に消え去った。

お土産とか言ってるが、ぜーんぶ自分で食うやつ。

新幹線ホームで『ふるいち』の、おろしぶっかけうどんを、とぅるとぅる食べ、お土産もたくさん買い込んで、大満足して岡山を後にするのでした。

【おしまい】